発生事象
 サーバ診断カルテ (VMware ESXi 対応版) Ver.3.0.1以上 を運用中に
 以下のいずれかの製品のインストール(アップデートを含む)またはアンインストールを行うと
 失敗する場合があります。
  対象製品:
   ESMPRO/ServerManager
   ESMPRO/ServerAgentService
   ESMPRO/ServerAgent
   エクスプレス通報サービス
   エクスプレス通報サービス(HTTPS)
   エクスプレス通報サービス(MG)
   WebSAM AlertManager
   WebSAM ClientManager
   通報モジュール(アラートマネージャ)
 ※通報モジュール(アラートマネージャ)は、
  対象製品で共通で使用する通報モジュールです。
根本対処
 通報モジュール(アラートマネージャ)をVer6.06以降にアップデートしてください。
 ※通報モジュール(アラートマネージャ)Ver6.06で本事象を改善しておりますので、
  通報モジュール(アラートマネージャ)Ver6.06以降のアップデート時に本事象は発生しません。
ESMPRO/ServerManager,ESMPRO/ServerAgentService,ESMPRO/ServerAgent
 通報モジュール(アラートマネージャ)アップデートパッケージを適用してください。
 下記、コンテンツをご参照願います。
 ESMPRO/ServerManager,ESMPRO/ServerAgent,ESMPRO/ServerAgentService(Windows版)
 通報モジュール(アラートマネージャ)アップデートパッケージ
 
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010102682
エクスプレス通報サービス,エクスプレス通報サービス(HTTPS),エクスプレス通報サービス(MG)
 エクスプレス通報サービス,エクスプレス通報サービス(HTTPS),エクスプレス通報サービス(MG)を
 アップデートしてください。
 下記、コンテンツをご参照願います。
 エクスプレス通報サービス/エクスプレス通報サービス(HTTPS)/エクスプレス通報サービス(MG)
 
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010102124
 ※エクスプレス通報サービス,エクスプレス通報サービス(HTTPS),エクスプレス通報サービス(MG)には、
  通報モジュール(アラートマネージャ)をVer6.06以降を包含しており、
  製品のアップデートにより、通報モジュール(アラートマネージャ)も同時にアップデートします。
  インストールされている製品の一部だけをバージョンアップすると、
  モジュールの不整合が発生することがあります。
  そのため、エクスプレス通報サービス,エクスプレス通報サービス(HTTPS),エクスプレス通報サービス(MG)は
  最新版を適用して、常に最新の状態に保つことを推奨します。
WebSAM AlertManager
 下記、いずれかの製品と共存している場合、
 通報モジュール(アラートマネージャ)アップデートパッケージを適用してください。
 共存していない場合は、下記の回避手段を実施してください。
  ・ESMPRO/ServerManager
  ・ESMPRO/ServerAgentService
  ・ESMPRO/ServerAgent
WebSAM ClientManager
 下記の回避手段を実施してください。
回避手段
 「根本対処」の実施ができない場合は、以下の方法で回避可能です。
 なお、サーバ診断カルテ (VMware ESXi 対応版)もアンインストールを行う場合、
 先にサーバ診断カルテ (VMware ESXi 対応版)をアンインストールすれば
 本回避手段は不要です。
 対象製品のインストール(アップデートを含む)またはアンインストールを行う前に
 以下のサービス(NEC ログ集約通報サービス)を停止してください。
  NEC Log Aggregation Reporting Service
 対象製品のインストール(アップデートを含む)またはアンインストールを行った後、
 上記サービスを開始してください。
 ただし、OS再起動を行う場合、上記サービスの開始は不要です。
更新履歴
・2025/3/21  根本対処を記載しました。