起動監視機能が有効の状態で [Windows管理ツール(または管理ツール)] にある [Windowsメモリ診断] を実施すると、診断が完了前にftサーバが再起動してしまうことがあります。
ftサーバの初期出荷時の設定では起動監視機能(OS Boot Monitoring)が有効(Enabled)になっていますので、「Windowsメモリ診断」を実施される場合は BIOS Setup から起動監視機能を無効(Disabled)にしてください。
  <補足>
  起動監視機能は、何らかの要因でOSが正常に起動できなかった場合に、OSの起動に使用するデバイスの組み合わせを変更して再起動を行なうことにより復旧を試みる機能です。
  本機能の無効化方法は製品マニュアルを参照してください。
  
  ・R320b以前
   ユーザーズガイド
   → 4 システムのコンフィグレーション
    → システムBIOS ~SETUP~
     → Server
  
  ・R320c以降
   メンテナンスガイド(Windows編)
   → 3 章 便利な機能
    → 1. システムBIOS
     → 1.2.4 Server
  
また、下記の「一部のハードウェアの診断ツール」に該当しますため、「Windowsメモリ診断」を実施される場合は片側のモジュールの電源コードまたは HDD を抜いた状態で実施してください。